バンド維新から世界へ発信!!日本を代表する作曲家による新作たち
外山雄三/前田憲男/北爪道夫/新実徳英/野平一郎/渡辺俊幸/丹生ナオミ/片岡俊治
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バンド維新2009
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1. 日本を、世界をリードする7人の作曲家と公募作品から選ばれた作曲家によって個性的でバラエティに富んだ吹奏楽作品が一挙に8作品誕生!
2. 純クラシック、ポップス、映画音楽・・・・、様々な世界の第一線で活躍する作曲家の意欲的で、吹奏楽の様々な可能性を追求した個性的な作品が勢ぞろい。ハッとするような吹奏楽の新しい魅力が満載です。
3. 編成は中高生から大人のバンドまで幅広く、真剣に、楽しく、柔軟に、演奏できるように配慮。
4. 演奏時間は演奏にも鑑賞にも最適な時間に設定。
5. 演奏は吹奏楽の名手達を抱える日本を誇る、航空自衛隊中央音楽隊。全曲初演、初録音!
6. 2009年2月28日、3月1日には、アクトシティ浜松にて作曲家自らによるレクチャーコンサートが開催されます。
7. 録音は各作曲家自身による監修の下行われ、作曲家のイメージ通りの演奏を実現!
1.外山雄三:新しい行進曲
2.前田憲男:“LET’S SWING”
3.片岡俊治:Memento Mori ~for wind ensemble~
4.新実徳英:AVE MARIA
5.渡辺俊幸:Music for V-Drums and Small Wind Ensemble
6.丹生ナオミ:青竜舞(せいりょうのまい)
7.野平一郎:織られた時V 〜管楽アンサンブルのための〜
Le Temps tisse III pour ensemble d’harmonie
8.北爪道夫:雲の上の散歩道
航空自衛隊 航空中央音楽隊
栗友会合唱団(ANE MARIA)
指揮:中村芳文(外山、新実、丹生、北爪)/菊池賢次(片岡、前田、渡辺、野平)
合唱指揮:栗山文昭
2008年12月19日/20日 航空中央音楽隊練習所にて収録
□このコンサートの趣旨についての本プロジェクト監修の北爪道夫氏によるコメントです□
「バンド維新」、この造語にこめられている私たち作曲家の思いはそれぞれ。
私を含めた8人の作曲家が「吹奏楽」という枠にとらわれることなく、与えられた木管・金管・打楽器をいかに楽しく巧みに踊らせることが出来るのか―――これが根底にある委嘱意図であります。
きっと、それぞれの曲の発想は様々に飛び交うことになるでしょう。
答えはこの作品群を演奏する学生諸君や聴衆の方々に見出して頂ければ幸いに思います。
さて、このコンサートにはもう一つの特色を設けております。作曲家自身が演奏家にその作曲意図を伝えるという場が公開で行われるということです。
日頃、リハーサルは練習場等で行われ、そこでの会話は本番の音楽としてしか聴衆の皆様には届きません。
プロの楽団の公開リハーサルへの作曲家の参加も稀なことです。
今回は、世界初演の機会に、作曲家自身の言葉で語られながら進むリハーサルに、皆様にもお立ち会い頂きたいと思います。
指揮者、演奏する若者たちとの間にどんなコミュニケーションが生まれるか?どうぞ、お楽しみに!
浜松から発信する8曲の作品のエネルギーは、東西南北に個性豊かなベクトルとなって飛んでゆくことでしょう。
しかし、その軌道は丸い地球を周回して、また浜松の地に帰着し、またより広がっていってくれるよう願って止みません。
ここに作品を提供して頂いた作曲家諸氏、並びにご尽力を賜わりました関係各位にあらためて感謝を申し上げます。
北爪道夫
■外山雄三(とやまゆうぞう)
1931年東京生まれ。
東京音楽学校(現在の東京芸術大学)で作曲を学び、在学中の1951年「クラリネット、ファゴット、ピアノのための<三つの性格的断片>」で第20回音楽コンクールに入賞。1952年卒業と同時にNHK交響楽団に打楽器練習員として入団。1954年には指揮研究員となり、1956年9月にNHK交響楽団を指揮してデビュー、以後各オーケストラに数多く客演を開始。1958年から1960年にかけてウィーンに留学。1960年NHK交響楽団の世界一周演奏旅行に同行し、ヨーロッパ各地12ヶ国で演奏。指揮者としてばかりでなく自作の「管弦楽のためのラプソディー」によって作曲家としてもその名をひろめた。その後1964年、1966年、1979年のNHK交響楽団海外公演を指揮、1979年にはNHK交響楽団正指揮者に就任した。1985年にはニューヨークで開催された国連40周年記念コンサートにNHK交響楽団とともに出演、全世界に放送された。国内では大阪フィル、京都市響、名古屋フィル、神奈川フィル、仙台フィルの要職を歴任。海外でも日本を代表する指揮者・作曲家として、たびたびオーケストラや国際コンクールなどに招かれている。オペラ指揮の分野でも、その緻密な音楽作りが高く評価されており、1999年三善晃作曲「支倉常長<遠い帆>」、2006年一柳慧作曲「愛の白夜」各初演での圧倒的名演が記憶に新しい。これまでに作曲した作品はオペラ、バレエ音楽、ミュージカル、劇音楽、交響曲、協奏曲、管弦楽曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲など多岐にわたる。1963年第12回尾高賞、1981年第1回有馬賞、1983年第14回サントリー音楽賞、1999年文部大臣表彰、2000年第48回尾高賞を受賞。現在、NHK交響楽団正指揮者、スウォン・フィルハーモニック管弦楽団名誉指揮者(韓国)を務めている。愛知県立芸術大学客員教授。
■前田憲男(まえだのりお)
1934年大阪生まれ。
独学でピアノを習得し、高校卒業と共にプロ入りし、1955年上京。1957年から、名門「ウエストライナーズ」に在籍。そのピアニストとしての実力を高く評価されると共に、アレンジャーとしても頭角を現しステージ、テレビなど幅広い分野で活動を始める。1975年からの「11PM」へのレギュラー出演で好評を博し、その後「ミュージック・フェア」などの人気番組の音楽監督を担当。1980年に日本最高のジャズプレイヤーを集めた「ウインドブレイカーズ」を結成、今日に至る。あわせて、羽田健太郎・佐藤允彦とのトリプルピアノや自己のトリオやスペシャルビッグバンド、及び、全国主要オーケストラのポップスコンサートの客演指揮など、多彩な演奏活動を展開。1983年レコード大賞「最優秀編曲賞」を受賞、ジャズ界の最高位に価する「南里文雄賞」を受賞。プレイはもとより作・編曲家としても日本を代表する一人であり、その音楽性は高く評価されている。大阪芸術大学音楽学科教授。2007年3月現在
■北爪道夫(きたづめみちお)
1974年東京藝術大学大学院修了。
1977年、「アンサンブル・ヴァン・ドリアン」結成に参画、作曲・企画・指揮を担当、内外の現代作品紹介に努め、1983年、第1回中島健蔵音楽賞を受賞した。1979 年より1年間、文化庁派遣芸術家としてフランスで研修。以降、様々な団体からの委嘱により多くのオーケストラ作品を作曲、内外で再演。1994年《映照》で尾高賞を受賞、同作品は1995年ユネスコ国際作曲家審議会(IRC)最優秀作品に選出され、IRC50周年記念CDに主な作品として収められた。2001年《地の風景》で尾高賞を受賞。2004年「サントリー音楽財団・作曲家の個展」での《管弦楽のための協奏曲》など長年にわたる作曲活動に対して第22回中島健蔵音楽賞を受賞。他に、《悠遠-鳥によせて》など2曲の国立劇場委嘱作を含む邦楽器のための作品群、さまざまな楽器や声のための作曲は多岐にわたり、自然との対話から紡ぎ出された音響によるそれらの作品は、内外のコンサート、放送、CDで紹介されている。その他、FMベスト・オブ・クラシックのテーマ音楽やラジオドラマの音楽等を担当、多くの受賞歴がある。CD:「北爪道夫オーケストラ作品集」(FOCD2514)、「北爪道夫・作曲家の個展」(FOCD3505)他。現在、国立音楽大学教授。
■新実徳英(にいみとくひで)
名古屋生まれ。東京大学工学部卒業後音楽の道へ進み、東京芸術大学作曲科卒業。同大学院修了。1974年NET-TV作曲コンクール入賞。77年ジュネーブ国際バレエ音楽作曲コンクールにて史上二人目のグランプリ並びにジュネーブ市賞を受賞。82年文化庁舞台芸術創作奨励賞並びに特別賞を受賞。83年ジュネーブ国際バレエ音楽作曲コンクールの審査委員を務める。84年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。IMCに入選。2000年第18回中島健蔵音楽賞受賞。03年別宮賞受賞。04年「風神・雷神」のCDが文化庁芸術祭大賞を受賞。05年万博記念オペラ「白鳥」が名古屋において世界初演され、この公演に佐川吉男音楽賞が授与される。06年オーケストラ・アンサンブル金沢のコンポーザー・イン・レジデンスに就任し、「協奏的交響曲〜エランヴィタール〜」を世界初演し、第55回尾高賞を受賞。管弦楽作品の多くは、国内ではNHK交響楽団を初め主要なオーケストラ、海外でもスイス・ロマンド、オランダ放送、BBCスコティッシュ、フランス国立放送、ベルリン、ニュールンベルグ等のオーケストラにより演奏され、それぞれ高い評価を得ている。現在、桐朋学園大学大学院大学教授。桐朋学園大学、同短期大学非常勤講師、東京音楽大学客員教授。2007年3月現在
■野平一郎(のだいらいちろう)
東京芸術大学、同大学院、パリ国立高等音楽院に学ぶ。
ピアニストとして内外のオーケストラとの共演、リサイタル、室内楽奏でも活躍。作曲家としても委嘱を含む多くの作品がある。2007年には、バッハの平均率クラヴィア曲集全曲を録音。8月にはザルツブルグのモーツァルテウム音楽院のレジデンス・コンポーザーとして招かれた。中島健蔵音楽賞、尾高賞、芸術選奨文部大臣新人賞、京都音楽賞、サントリー音楽賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
■渡辺俊幸(わたなべとしゆき)
作曲家。1955年2月3日名古屋生まれ。
青山学院大学入学と同時にフォークグループ「赤い鳥」のドラマーとしてプロ活動に入る。
「グレープ」のサポートミュージシャンを経て、さだまさし氏の音楽プロデューサーおよびアレンジャーとして活躍。79年渡米後、バークリー音楽院にてクラシックおよびジャズのコンテンポラリーな作編曲技法を、ボストンコンサーバトリーにて指揮法を学ぶ。またL.Aにてアルバート・ハリス氏に師事し、ハリウッドスタイルのオーケストレーションと映画のための作曲技法を学ぶ。帰国後、作曲家として数々の映画、テレビドラマ、アニメーション等の音楽を担当。近年の代表作としてはNHK大河ドラマ「利家とまつ」、「毛利元就」、NHKドラマ「大地の子」、「どんど晴れ」、フジテレビ系ドラマ「優しい時間」、東宝映画「モスラ」、「サトラレ」「解夏」、「UDON」などがある。「リング〜最終章〜」は、第20回ザ・テレビジョン・ドラマアカデミー賞、劇中音楽賞を受賞。指揮者としてポップスオーケストラのコンサート活動にもライフワークとして取り組んでいる。今年は、音楽家生活35周年を迎え、CD「渡辺俊幸ベスト〜メロディーズ〜」をリリースし、サントリーホール大ホールで日本フィルハーモニー交響楽団と記念のコンサートを行った。洗足学園音楽大学 音楽・音響デザイン学科 客員教授。所属団体日本音楽著作権協会評議員(JASRAC)、日本作編曲家協会理事 (JCAA)
■丹生ナオミ(にうなおみ)
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。
アメリカ・ボストンのニューイングランド音楽院 大学院修士課程作曲科首席修了。あわせてAcademic Honors賞、Distinction in Performance賞受賞。同校の推薦により全米名誉音楽家協会(Pi Kappa Lambda)終身会員に選出される。
第12回名古屋市文化振興賞作曲部門入選(第1位)、アメリカの作曲賞 『The Toru Takemitsu Award for Composition』等の作曲賞を受賞。また音楽を担当したNHKオーディオドラマ「母から母へ」により、『ギャラクシー奨励賞』、 「戦争の悲しみ」により『放送文化基金賞・本賞』、『ABU(アジア太平洋放送連合)賞』、 『イタリア賞』の各賞を受賞。現在、自身の作曲活動に加え、モダンダンスのための音楽やNHKのドラマ音楽の作曲、 NHK「名曲アルバム」、「みんなの童謡」、「日本うた絵巻」、「全国学校音楽コンクール (スペシャルステージ)」等、多くの音楽番組の編曲も手掛けている。2007年3月現在
■片岡俊治(かたおかとしはる)
1983年埼玉生まれ。
日本大学芸術学部音楽学科卒業。同時に、芸術学部長賞を受賞。
第78回読売新人演奏会に出演。現在、同大学院修士課程に在籍。
これまでに作曲を大塚由紀夫、鵜崎庚一、峰村澄子の各氏に、サクソフォンを中村均一氏に、指揮法を川本統脩、近藤久敦の各氏に師事。現在、桶川市民吹奏楽常任指揮者。
-主な作品-〜吹奏楽〜
On The March(第9回「響宴」入選作品)、木曜日の行進曲(第12回「響宴」入選作品)
〜室内楽〜
火の鳥-弦楽四重奏のための、蜘蛛の糸-芥川龍之介の同名童話への付随音楽 (A.Sax&Pf)
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★バンド維新シリーズ
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